名古屋市と豊田市では，面積は豊田市の方が大きいが，全産業従業者数を見ると，名古屋市が全体的に高いグラフが多いのに対して，豊田市は南西部に高いグラフが見られる。全産業従業者数男女比の色を見ると、名古屋市では赤色系統も存在感があり女性の割合が一定あるが、豊田市では青色系統が支配的で男性の割合がほとんどを占める傾向が読み取れる。これは，名古屋市は，中心地機能が高い大都市で第3次産業の従業者が多いのに対して，豊田市は，自動車工業を中心とする工業都市で，第2次産業の従業者が多いためと考えられる。